口臭予防におすすめのガムは、やっぱりあの3種類
口臭予防に手軽なのはガムですね。
仕事中は噛めないのですが、長距離バスで移動中や、食事のあと歯みがきできないときなどに噛んでます。
あとは、家にいるとき。
リラックスしますから。
ガムを噛むことは、唾液をたくさん出すことになるので、口臭の予防になるんですね。
ガムの香りはすぐになくなってしまいますが、口臭のもとになる汚れやバイキンを唾液が落としてくれます。ガムはアシスト役。
ガムを何となく噛んでいると、リラックスしませんか?
リラックスすると唾液が出るんです。それもサラサラ唾液。
唾液にはサラサラとネバネバの2種類があって、リラックスしたときに出るのが唾液です。面接など緊張したときに喉がカラカラになりますが、そのときネバネバ唾液が出ているんです。
ネバネバは粘膜を保護する役割がありますが、
口の中を清掃して口臭を予防してくれるのはサラサラの唾液のほうです。
ガムを噛んでいる間は口呼吸もできないし、鼻呼吸になって好都合ですよ。
ただし、ガムでは歯垢(プラーク)は取れません。歯みがきはしっかりしてくださいと歯科衛生士さんからアドバイスされました。
ガムを噛むときに注意したいのは、砂糖を使っているかどうか。
砂糖のカロリーも気になりますが、口臭対策としては、砂糖が口の中に長く留まるほうが気になります。
砂糖は、口の中の虫歯菌のエサになります。細菌が砂糖を食べるわけじゃなく分解するということなんですけど。砂糖が分解されると口の中が酸性になります。
口の中が酸性になると、歯の表面が溶けてきます。大きく溶けてしまうと虫歯になってしまうんです。
なので、ガムを噛むときは、シュガーレスガムにしましょう。
もっと良いのは、
- キシリトール
- リカルデント
- POs-Ca
のどれかを使ったガムです。
それぞれの成分を説明しますね。
キシリトールガム
3つの成分のなかでは、最も有名ですね。
白樺やカシの木が原料の植物由来の甘味料です。
北欧のイメージがありますが、実はイチゴやカリフラワーなどにも含まれていますよ。
キシリトールが口臭や虫歯に良いのは、砂糖と違って口の中で酸を作らないこと。ということは歯が溶けず虫歯の原因にならいんですね。
リカルデントガム
牛乳由来の成分です。
キシリトールと違って無味無臭なので、製品のガムには、甘味料としてキシリトールも入っていることが多いです。
リカルデントは、カルシウムの一種なので、食事のあとに口が酸性になりやや溶けた歯の表面を戻す、歯の再石灰化を促進します。
POs-Ca(ポスカ)
POs-Caは、キシリトール、リカルデントに比べると知名度が低いと思います。
ポスカはじゃがいも由来のカルシウムで、オリゴ糖の一種です。
リカルデントと同じようにカルシウムなので、酸性で溶けた歯の表面の再石灰化に役立ちます。
POs-Caの製品も、ほとんどキシリトールが甘味料として使われています。
キシリトール、リカルデント、POs-Caののガムを噛むことで
- 唾液が出る
- リラックスできる
- サラサラ唾液が出る
- 虫歯になりにくい
ということをご紹介しました。
口臭防止に、虫歯になりにくいガムを利用してくださいね。