歯のクリーニングをしたら痛かった。なぜ?
ひさしぶりに歯のクリーニングをしてきました。
痛かった〜。
今回は、クリーニングのあと1週間も歯ぐきが腫れてたし、歯がしみて知覚過敏のようになってしまいました。
どうしてこんなことになったのか。
歯科衛生士さんに理由を教えてもらったので、ご報告します。
歯石取りは痛い
歯のクリーニングと言っても、歯医者さんによって方法や金額が違います。
私が通っている歯医者さんのクリーニング方法は2種類。
- 歯石とり+簡単な研磨(3,500円くらい)
- 歯石とり+エアフロー(5,500円くらい)
簡単な研磨とエアフローの違いは、私の感触では、ていねいに時間をかけるか、チャッチャと終わらせるか、くらいの違いしか分かりません。
両方試しましたが、痛みはないですよ。
痛いのは歯石とりです。
硬い歯石を、金属の突起で無理やりとるからですね。
歯石は毎日の歯みがきで上手くみがけなかったところに溜まります。
私の場合は、前歯の裏側がその部分。
みがき残しが固くなって、歯ブラシでは落とせなくなったのが歯石なのですね。
これをスケーラーと呼ばれる金属の器具で取り除くのが歯石とりです。
私が通っている歯医者さんでは、歯科衛生士さんが金属のスケーラーでガリガリと、歯石取りしてくれます。
金属のスケーラで、歯石をゴリっっ!!と無理やり歯石を剥がすみたいで、振動が歯に伝わってきていや〜な感じです。
歯医者さんによっては、電動のスケーラーを使うそうです。
ガリガリやっても歯の表面は傷つかないそうですが、歯ぐきは絶対に傷ついてますよね。
その証拠に、うがいすると真っ赤になります。
傷ついた歯ぐきが後々腫れるんだ、きっと。
クリーニングの後で痛みが残る理由
歯石のあとに、研磨やエアフローは、それ自体は痛くないのですが、あとから痛みが来ます。
クリーニングが終わって、1時間くらいしてから食事をしていいのですが、食べるとしみるんです。
寒い季節だと息を吸ってもしみる。
知覚過敏の症状です。
クリーニングで歯の表面の汚れをとるときに、知覚過敏の症状が出る場合があるそうです。
私は毎回出ますけど。
しみる感じは、数日たてばなくなりますが、イヤですよね。
以前も経験していたので、今回歯科衛生士さんに相談してみたら、知覚過敏用の歯みがき粉を使うのが良いと言われました。
説明のあとで、シュミテクトのサンプルをもらったので、ラッキーです。
言ってみるもんだ。
知覚過敏のほかにも、クリーニングのあとは歯ぐきが腫れます。
私の場合、数日経ってから痛みを感じることがあるんです。
クリーニングのあと腫れていたら、歯ブラシで強くこすらないで、軽くはみがきするのが良いそうです。
虫歯が心配ですが、歯医者さんによると1週間くらいでは虫歯にはならないそうですよ。
腫れた歯ぐきを傷つけて、歯ぐきが後退すると元に戻らないので、そっちを心配したほうがいいそうです。
クリーニングで痛い思いをしないために
歯のクリーニングで痛みを少なくするのは、歯石をためないこと。
クリーニングをサボらないことですね。
あとは、みがき残しが少なくなるように、ていねいに歯みがきすること。
これしかないんですね。